既存顧客維持に着目する理由
既存顧客維持が収益を上げる
既存顧客の維持がなぜ重要なのでしょうか?
売上を上げるには、二つの方法があります。
- 新規顧客を獲得し、顧客数を増やす。
- 既存顧客の購買頻度、購買金額(顧客単価)を上げる。
年間購入金額別顧客数のクロス集計グラフを例に、
左図のように、新規顧客を獲得し、顧客数を増やす(曲線を全体に上にあげる)には、広告宣伝コストがかかります。
右図のように、既存顧客のリピート率(購買頻度)を高め、年間購入金額(顧客単価)を上げる(曲線の頂点を右にシフトする)ことで、全体顧客数はそのままに売上・収益を上げることができます。
企業の限られたマーケティング予算の中でコストを賢く使うには、顧客離れを起こさせない仕組みを考え、既存顧客維持に注力した方が収益性を高められるためです。
既存顧客維持はリテンションマーケティングと呼ばれ、顧客の属性情報や購買履歴情報等を分析し、顧客の購買行動に合わせたマーケティング活動を行うことで、サービス・満足度を迅速に上げ、顧客離反の阻止、リピート促進を図る戦略です。
1:5の法則
新規顧客に販売するコストは、既存顧客に販売するコストの5倍かかるという法則。
5:25の法則
顧客離れを5%改善すれば、利益が最低でも25%改善されるという法則。
2009/5/8
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